最終更新日 2024年2月8日 by barrya
難関大学への合格者が多い実績を持つ東進ハイスクール
東進ハイスクールとは、ナガセグループの教育ネットワークに入っている予備校です。
中学生から、高卒生までが対象であり高校や大学受験を専門としています。
最近では衛星予備校という事で、遠隔地や部活等の事情で実際の校舎に出向く形での勉強が大変な人でも問題が無いスタイルも開始されました。
ナガセグループ系列として、他にも四谷大塚、早稲田塾もあります。
東進ハイスクール最大の特徴は、それぞれの実力や目的に合わせた課題の提供にあります。
例えば英語では、スモールステップで学習できる、難度別システム英語形式が導入されています。
それに加えて、講師陣が独自の方法と出題分析に基づき、本人の志望校合格までをサポートする特設単科講座等も行われていますので、本人の目的に合った勉強が可能になっています。
数学も、学校の授業と予備校の授業で相乗的にレベルアップ出来る様になっていますし、国語等でも、読む力と語彙に知識を身に付け、確実に解く力に繋がる様なカリキュラムです。
これらのカリキュラムの結果、2019年度の東大現役合格者数が801名という実績も出ています。
東大の今年の合格者数は現役と浪人を合わせて3,084名で、現役は2,072名です。
つまり、東進の生徒が38.6%を占めているという計算になります。
14年度は670名でしたので、その頃と比較して100名以上の伸びを見せているのは大きい躍進と言えます。
この実績は、ネットや映像講座等を数多く導入した事が大きいです。
自分のペースに合った勉強時間を作ることが出来る
従来の予備校の弱点の1つに、授業が1度で完結してしまう事がありました。
このスタイルだと授業修了までに理解が追い付かないままになる事も少なくありません。
それに立地条件や部活等の関係で、出たい授業に必ずしも出られないという生徒も数多く出る事になりました。
その解決策として、東進は10,000種類もの授業をt-Podという、ネット機材に入れて配信する方法を採りました。
これがあれば、ネット環境がある所でしたら、本人の進度に合わせて授業を選択する事が出来ますので、時間や場所的制約を受ける事もありません。
従来の予備校は、季節によっては基礎もやっていますが、後半は演習問題関係の物が多くなったりして、始めた時期が遅かった人等には焦りも多く出た物です。
そういった部分に振り回されず、落ち着いて勉強を進められるのはポイントが高いです。
しかも、遅く始めた人でも、早く始めた人でも共通ですが、ネットを使っている分、本人がその気になったら高速で勉強を進める事も出来る様になっています。
ですので、1年分の勉強を2週間から3ヶ月程度で済ます事も可能です。
つまり、その分の残った時間を志望校研究に充てる様な勉強が出来るという事であり、これは受験生にとって大きいメリットになりました。
使い方によっては、高1生から始めたとしたら、高2の中頃までには高3の内容を完了している事等も出来るという事です。
普通の受験生よりも大きい勉強時間が確保出来る事は、受験では理想的と言っても過言ではありません。
このシステムは受験範囲を超えた部分も網羅していますので、人によっては受験対策の勉強範囲を完了し、予備校時代に既に大学レベルの勉強を始める人も居る程です。
当人の意識次第で何処までも対応出来る様な作りになっていますので、やりがいも相当に見込めます。
授業内容が身につく学習法で実力が付く
他にも、今までの予備校の場合、授業の内容が身に付いていないまま次の科目の授業に入ってしまう等の問題がありました。
国立志望等では起きやすい事ですが、勉強する科目が多い分だけ、1度リズムが狂ってしまうと復習の時間が取れないままなる場合は多い物です。
これが積み重なった状態での受験はリスクがありますが、東進はその解決策として確認テストと、講座修了判定テストの実施を行う事にしたのです。
確認テストも、講座修了判定テストも落とす事を目的にした物ではありません。
それぞれの回答内容について、講師が弱点や欠けている部分を指摘し、そこを勉強すれば良いという指針を出してくれます。
ですので、分からない物が何なのかすらも曖昧なままという様な事態には陥りません。
緊張感という意味でも、テストがあるのでしたら、予備校生活にありがちな、中だるみの心配が無くなります。
学力向上の上で、これはとても大きいポイントとなりました。
勿論、この2つのテストはネット授業でも受講可能になっていますので、校舎で勉強しているのと全く変わらない内容の授業を受けられます。
バックアップサービスも完備されており、理解したと思っていたけど分からなかったという様な事があっても、対応可能です。
・参照記事:東進衛星予備校MSG
対応コーナーに連絡すれば、質問を受付けて貰えますので、授業が終了した後に先生に聞けなかった等の問題もクリアされています。
受験予備校で起きる成績ダウンリスクを全て埋めた予備校が東進であるとも言えます。
丁度受験時期であるという人は受講を考えてみるのも良い選択かと思われます。