自分でできるマッサージ

現代人特有のスマートフォンが原因の肩こり

現代人は毎日仕事や勉強だけでなく、通勤や通学などいろいろな場面で身体を酷使しています。
それだけではなく近年ではスマートフォンをだれでも持っていて時間さえあれば利用しているという人も多いので、肩こりや目の疲れなどで身体が硬く凝り固まってしまっている人も増えているのが現状です。

パソコンやテレビ、ゲームなども同様でモニターから発しているブルーライトは目の疲れの原因になっています。

またスマートフォンが原因の肩こりは現代人特有の悩みともいわれているのです。
なぜスマートフォンが良くないのかというと、画面を見ているときは無意識のうちに頭を下向抜けてしまう俯いた格好になると思います。
この下を向いた格好が非常に身体に悪く、首の後ろなどに疲労をためてしまいます。

さらに目が疲れてしまうと、目の奥にある筋肉が疲労してしまって血液の流れが悪くなり、それが巡り巡って首や肩、背中や腰のコリや痛みの原因になってしまう可能性もあるのです。

スマートフォンを手放せない人も多いと思いますが、ひどい肩こりなどにならないためには、定期的に首を回したり手を大きく上にあげて伸びをするなど適度に身体を動かしてあげるストレッチが効果的です。
意識して体を動かしてあげることで滞ってしまっている血液の流れをよくしてあげる効果が期待できるので、肩こりなどの体のコリをひどくしない予防になります。

同様にスマートフォンやタブレット、パソコンなどの画面を長時間見るのもよくありません。
目は酷使すればそれだけ疲労してしまいますし、眼精疲労がひどくなると肩こりなどの身体のコリだけでなく、視力の低下や涙が少なくなってしまうドライアイなどの原因になってしまうからです。

適度に身体を動かしたり、目を休ませることができなくて疲労がたまってしまった場合には、マッサージをしてコリや筋肉の疲労を解消してあげるとよいでしょう。

仕事の合間などに簡単にできるマッサージ

マッサージ店に行ってプロに身体をほぐしてもらうのも効果的ですが、仕事や勉強の合間や自宅などでも簡単にできる方法もあるので日頃から身体のケアをしてあげるとひどい肩こりになったり腰痛になるのを予防することにもつながります。

また脚や顔のむくみの解消にもなるので試してみてはどうでしょうか。
現代人が特に疲労とためやすいのが目です。
疲れ目のうちはまだいいのですが、眼精疲労まで行ってしまうと老眼が早くなってしまったり頭痛などの原因にもなってしまう可能性があります。

簡単なマッサージの方法があるので毎日寝る前などにしっかりと目のケアをしてあげると効果が期待できます。

やり方は非常に簡単で、目を力いっぱいつむります。
そのまま5秒ほど目をぎゅっとつむって、パッと開きます。
これを何度か行うと涙も出てきますので目に潤いを与えることができ、疲れている眼の奥の筋肉をほぐす効果があるので効果的です。

さらに視線をゆっくりと右に向け、限界まで右を向いたら瞳を左に移動していきます。
同様に上を見たり下を見たりと意識して瞳を動かしてあげるようにしましょう。

目は直接触ってマッサージすることができない部位ですから意識して動かしてあげましょう。
特にパソコンやスマートフォンの画面を長時間見ていると、ピントが一点にあったままかたまってしまい、ピント調整能力が低下してしまいますので、思いついたときに目の運動をすることで目の疲れを軽減することができます。

肩こりを自分で簡単にマッサージする方法

目の疲れは肩こりの原因の一つですから、肩こりなどを和らげることにもつながっていきます。
肩こりも自分で簡単にマッサージする方法があるので試してみてはどうでしょうか。

まず首を左右に倒していきます。
この時に右に倒すときは左手を頭の上に置いて下に引っ張るようにするとより首から肩の筋肉を伸ばしてあげることができて効果的です。
左に倒すときは右手で下に引っ張ってあげましょう。

次に両手を首の後ろ、ちょうど骨の部分に当てて骨の左右をよく揉んであげます。
頭と首の付け根の辺りや肩の付け根も指のおなかを使ってもみほぐしていきます。

揉むだけでなく後ろから前に引っ張るようにすると血管などにも刺激を与えることができるのできます。
ただあまり強い力でやってしまうと逆に痛くなってしまったりするので気を付けましょう。

生え際の部分や肩の付け根の部分は特に凝りやすい場所でもあるので、両手でしっかりと揉んだり親指で力を入れて押すようにすると効果的です。
押したときに気持ちがいいポイントを探して押すだけでなくぐりぐりと回してあげるようにするのもよいでしょう。

自分でマッサージをするときのポイントは、背筋を伸ばして正しい姿勢を保つことも大切です。
猫背のままなど悪い姿勢のまま行っても筋肉の緊張をとることができない場合もあるのでせっかく揉んでほぐしても効果があまりない場合もあるので注意しましょう。

また余裕があるときは温めたタオルなどを凝っている部分に当てて温めてから行うと効果的です。