最終更新日 2024年2月8日 by barrya
海外の貧困は日本のそれとは比較にならないほどで、多くの人達が飢えに苦しんでいたり、毎日を生きるので精一杯だったりします。
その為、他のことを考える余裕はありませんし、十分な医療や教育が受けられないことも珍しくないです。
必要な助けがないと生活もままならない人達は、安易に犯罪に手を出してしまいがちなところがあります。
これは見方によっては自分勝手だといえますが、社会の構造により貧しさから抜け出せない人にとっては、生きる手段以外の何ものでもないわけです。
目次
ユニセフが世界に対して行なっていること
勿論、考えれば犯罪以外の選択肢もあるでしょうが、考える余裕がない状況にいる人には何を言っても説得力がないです。
つまり考えを改めたり犯罪から足を洗わせるには、必要な支援を行い、自らの力で生活できるようにサポートすることが不可欠です。
結局のところ、目下の問題に関する対策をしても、長い目でみれば焼け石に水で根本的な問題の解決には繋がらないです。
しかし、当面の支援と共に教育で子供達を育てることができれば、将来的には教育水準が上がって稼げるようになります。
このような短期的、長期的な施策が貧困を撲滅する為に欠かせませんし、長い時間を掛けて計画的に取り組むことが必要でしょう。
貧困の問題は社会的な構造によるところが大きい
改めて考えると、やはりこういう問題は社会的な構造によるところが大きく、個人の努力だけでは抜け出せないケースが殆どです。
そもそも、現状を客観的かつ正確に捉えないと誰でも今の立ち位置は分かりませんし、貧困かどうかすら分からないこともあり得ます。
自分を貧しいと思わなければ抜け出そうとすらしないわけですから、そういう人が多い国や地域だと事態はより深刻です。
物資や教育などで支援することは大切ですが、現状を伝えて正しい認識の切っ掛けを与えることも、問題解決においては大事だと分かります。
そして、サポートに頼り切るのではなく、そこから自らの足で踏み出して抜け出そうとすることが何よりも重要です。
信頼できる組織や団体が行っている募金に寄付する
その切っ掛けを与えたいと考える場合は、信頼できる組織や団体が行っている募金に寄付するのが近道です。
寄付はお金を出すだけで完了しますし、具体的な支援の内容や方法は寄付先が考えて実施してくれますから、難しく考えずに済みます。
気軽に行えるので心理的なハードルが低く、金額の指定がなければ気が向いた時にお金を出せます。
近年は街頭や店頭だけでなく、ネットでも簡単に寄付できるようになっているので、かなりハードルは下がったといえるでしょう。
ユニセフだと物資を選んで寄付する方法も用意されていますから、ある程度お金の使いみちを指定できることになります。
日本で物資を購入して送るとなると、手続きの手間や高額の送料がネックになるので、個人ではなく団体に任せる方が断然合理的です。
民間の団体はユニセフほど広域に活動していない
貧困に喘ぐ人達の現状が伝わりにくく、支援をしても直接的ではないので反応は分かりにくいですが、お金を無駄なく活用してもらえるのは確かです。
もし、特定の国や地域を助けたいと考えるなら、その国や地域に特化した取り組みを行う非営利組織の力になるのが1つの方法です。
民間の団体はユニセフほど広域に活動していませんし、的を絞って助けになるべく、現地の情報を日本に伝えたり寄付などを募ります。
この為、よりピンポイントで貧困にアプローチできますし、助けが届いて役立つ実感が得やすいといえます。
ボランティアとして現地に赴く選択肢もある
困っている人達がいて居ても立っても居られない場合は、ボランティアとして現地に赴く選択肢もあります。
ボランティアなのでビジネス目的にはなりませんが、日本国内では得られない貴重な体験ができます。
それは将来的に財産になりますし、体験というお金では買えないものが手に入るでしょう。
いずれにしても行動しないことには何も始まりませんし、何もしないより偽善であっても行動を起こした方が良いのは間違いないです。
まとめ
寄付もボランティアも見返りを求めるものではありませんが、自己満足でも行動する気になって何かを行うならそれが正解です。
その方が抵抗感なく誰かの助けになれますし、自分が困った時にも手を差し伸べてもらいやすくなるので、あまり難しく考えずにできることから始めるのがベストです。