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80年代90年代を代表する美少女後藤久美子

1980年代というと日本はバブル景気真っただ中の時代でした。
高度成長期に次ぐ経済発展であり、国民皆が活気があり楽しい時代であったと懐かしむ声も多く聞かれます。
土地の評価格が飛躍的に高騰し、地主やオーナー不動産業界はかつてない好景気で、日本経済を底上げしたといえます。
これは地主やオーナー、不動産業界といった一部の富裕層に好景気がもたらされたものではありません。
一般庶民にとっても恩恵が多く、バブル景気に庶民が湧いたんです。

人気エリアになると評価額は5倍近くに跳ね上がったところも

自分が購入したマンションや土地建物も、購入時の価格の2倍3倍は当たり前で、人気エリアになると評価額は5倍近くに跳ね上がったところもあるほどです。
サラリーマンであっても、二千万円程度で購入したマンションが一気に五千万円、八千万円と高騰していき、富裕層の仲間入りをしたかのような錯覚を覚える程だったわけです。
土地の評価格の高騰とともに、不動産売買もますます活況になり不動産バブルの波に乗ったサラリーマンも珍しくありませんでした。
サラリーマンであっても賃貸マンションのオーナーに成ったり、リゾートマンションを購入したりなど今の時代時では到底考えることのできない状況になってたのです。
このように不動産売買が活況になるともちろんこれに付随する建材や工業、輸送などあらゆる産業も驚異的に売り上げを伸ばし、利益を伸ばしました。
まさに経済の好循環が起こって、サラリーマンの年収も今では考えられないほどの伸び率で高くなっていき、数千万円の年収を誇るサラリーマンも多くいました。

インフレになると各企業でも宣伝広告やマーケティング活動も激しくなった

所得が増えると再び消費行動が激しくなり、宝石や証券、クルーザーや海外旅行など今では考え付かないような贅沢三昧の消費行動があちこちで見られるようになっていったんです。
すると再び所得がのび、インフレになってこれがどこまで続くかと思われましたが、誰もバブルが崩壊するとは予想だにしませんでした。
このようにインフレになると、各企業でも宣伝広告やマーケティング活動も激しくなり、競争も激化することが簡単にお分かりいただけるでしょう。
当時のテレビのスポンサーやCM広告も活況であって、何千万円何億円という驚異的な桁がテレビ局や広告代理店にもたらされました。
当時のテレビコマーシャルを見ると実に華やかなことがわかってくるんです。
テレビコマーシャルを賑わすタレントも低年齢化し、そして選抜され多くの中から選び抜かれた美少女たちばかりで、視聴者も次にどんな美少女が登場するのか期待に胸を膨らませていたんです。
その中でも特に群を抜いて美しく、絶世の美少女と言われた女優兼タレントがいたのです。

絶世の美少女と言われた後藤久美子

それが後藤久美子その人でした。
彼女はすい星のごとく現れ、バブル経済を象徴する美少女タレントと言っても過言ではありません。
テレビのチャンネルを変えれば常に彼女が登場し、大企業のお菓子や薬、洗剤やフィルムにカメラなど、ありとあらゆる業界のテレビコマーシャルに起用されました。
13歳とは思えない大人びた美貌、目の奥に光る強い信念、勝ち気な性格がバブル景気にぴったりマッチし、時代をけん引するミューズになっていたのは紛れもない事実です。
テレビコマーシャルでは宮沢りえとの共演も世間を驚かせたのです。
この世の中にこれほどまでに美しい美少女が二人も存在するのかと、世間をあっと驚かせたんです。
コマーシャルで美貌に目が留まり、その後は飛ぶ鳥を落とす勢いでテレビドラマに相次いで起用されることになりました。

後藤久美子はもともとF1レース観戦が大の趣味

中山美穂、三田村邦彦との共演のママはアイドルというテレビドラマは、絶大な人気を誇り中学生の憧れの存在となっていったんです。
この後は、映画界にも進出するようになって、寅さんでは若いながらも存在感のあるマドンナを見事演じ切りました。
勝ち気で芯が通り、固い信念を持っていることは画面越しでも瞳を見れば一目瞭然ですが、プライベートでもあっと世間を驚かせることになっていったのです。
後藤久美子はもともとF1レース観戦が大の趣味であり、自分でも車を運転することを趣味としていました。
なかでもジャン・アレジというF1レーサの大ファンであって20歳になるまえに自ら彼に近寄り、ジャンのハートを魅了し射止めることになっていきました。
当時はまだまだ外国人との恋愛や国際結婚もそれほど浸透してはおらず、彼女の行動力や固い信念に多くの人が脱帽しました。
ジャンは当時妻や子供もいる身でしたが、後藤久美子と人生を歩むことを選択して、今現在でも事実婚状態を続けているのです。
日本人では籍を入れない結婚に偏見も多く、世間は非常に驚くことになりました。

まとめ

しかしながら、既成概念や古い習慣にとらわれず、後藤久美子がジャン・アレジと仲睦まじく結婚生活を送っていることがメディアで伝えられると、彼女の生き方や何物にも縛られない自由な感性に共感する女性が多くなり、ますますファン層が広がったといわれています。

 

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